救命救急

近年、救急車の搬送件数は増えてきています。
当院も2014年に桑名市の2次救急病院に指定され、その後救急受け入れ件数は年々増加し、指定から4年で約5倍の件数となっています。
30年度の救急受け入れ件数は1295件、その内桑員地区管外は県外を含め95件となっており、また小児救急受け入れ件数は148件で、小児にあっては桑員地区管内で1番の搬送件数を担っています。

当院では、救急迅速検査としてCT、MRI、内視鏡をはじめ血液検査、生理検査、エコー検査などを迅速に行なえるシステムが確立されており、熟練された診断が可能で、状態によっては緊急手術も対応可能となっています。また、県内外の3次救急病院等と密接な関係を築いており、事例によっては3次救急病院へ転送要請等迅速な対応を行なっています。


※2018年 救急関連手術症例
 外傷骨折:116例 腸閉塞:7例 虫垂炎:14例 大腸閉塞による人工肛門:5例
 S状結腸捻転:1例

教育にも力を入れており、病院全体での研修等レベルアップを図り、現場では経験豊富なスタッフが指導をしています。

当院の救急体制のモットーは、「断らない」「地域との信頼関係」「迅速・安心・安全」「患者様・家族様対応の充実」であり、医師、看護師、放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、ケースワーカー、医療事務などチーム一丸となって患者様の対応をさせていただき、地域密着型病院として、高い評価もいただいております。

〔最近の救急学会発表事例〕

・第45回日本救急医学会総会・学術集会(2017年):門脈内ガスを伴い、緊急手術を行ったNOMIの1例
・第46回日本救急医学会総会・学術集会(2018年):糞石による腸閉塞の1例

救急処置室


救急受入実績

救急受入実績