当院は20床の緩和ケア病棟があります。居室は全室トイレ付の個室で、家族とくつろげる畳の上がりも備えた談話室もあります。
緩和ケア病棟ナースステーション
緩和ケア病棟個室
緩和ケア病棟談話室
■ 緩和ケア外科外来 月曜日~金曜日(午前中)
■悲嘆カウンセリング外来 毎週木曜日 15:00~16:00
※一度お電話でお問い合わせください。
電話番号 0594-23-0452
もりえい病院院長 増田 亨
「心と身体の両面からの緩和治療」
緩和ケアの解釈は、一般的にはいわゆる「見取り」が中心となっておりますが、当院では「ケアではなく、エビデンスに基づいた緩和治療を行なうべき」との考えから、ご本人、ご家族様の希望を可能な限りかなえる「オーダーメイドの治療」を実践していきたいと考えております。
痛みの緩和のみならず、心の痛みを和らげることも当院の緩和治療の重要な役割と位置づけております。癌末期の患者様は、うつや不安障害をきたしていることが少なくありませんので、心理テストとしてBDIやバウムテストを行い評価しております。
さらにご家族の心のケアに、「悲嘆カウンセリング外来」を設立し、ご家族様が故人との永続的な繋がりを見出し寄り添いながら悲嘆を乗り越えていくお手伝いをしております。
緩和病棟に紹介いただいた患者様で、通過障害や腸閉塞、腫瘍からの出血が強くコントロールできない場合や腹水コントロールが困難な場合は、外科的手術を行い患者様の苦痛を軽減することも積極的に行なっておりますし、癌疼痛に対しての治療としては、医療用麻酔鎮痛剤であるオピオイド投与だけでなく、痛みの伝達を遮断する神経ブロックを積極的に行なっております。
医療機関名 | |
県内 | 県外 |
三重大学医学部附属病院 | 愛知県がんセンター中央病院 |
桑名市総合医療センター | 海南病院 |
市立四日市病院 | 名古屋大学附属病院 |
三重県総合医療センター | 名古屋医療センター |
四日市羽津医療センター | 大垣市民病院 |
いなべ総合病院 | 藤田保健衛生大学病院 |
いしが在宅ケアクリニック | 名古屋市立大学病院 |
青木記念病院 | 名古屋第一赤十字病院 |